太陽光パネルで電気代は実際どのくらい変わる?電気代0は可能?

太陽光パネルを導入して電気代が安くなることを知っていても、実際にどのくらい電気代が安くなるのかを知らないと、パネル導入のハードルは高くなります。太陽光パネルを導入する前に、電気代が具体的にどれだけ安くなるのかを知っておきたいですよね。

そこで、本記事では太陽光パネルを導入して電気代が安くなる理由や、なるべく電気代を安くする方法について分かりやすく解説します。

電気代の高騰が心配な近年「本当に電気代が安くなるならパネルを導入したい!」、「将来を考えたら今から太陽光パネルをした方が安心なのかしら?」とお悩みの方は、この記事を読むことで、太陽光パネルの設置を検討するべきかどうか判断できますよ。

この記事でわかる事
  • 太陽光パネル導入で電気代が安くなる理由
  • 太陽光パネル導入で安くなる電気代
  • 太陽光パネルで電気代0円を目指すポイント
  • 太陽光パネル導入で電気代が安くならないケース
目次

電気代の高騰がつづくのはなぜ?

電気代が高騰している主な理由として挙げられるのは「燃料費の高騰」と「円安」です。

日本は火力発電に使用する燃料のほとんどを、海外からの輸入に頼っています。燃料費を輸入に頼っている日本は、海外情勢や円安などの影響を受けやすいのが現状です。

近年、ロシアとウクライナを中心とした世界情勢により、世界的に燃料費が高騰しています。ロシアは天然ガスや石炭の埋蔵量が多く、ウクライナと問題が起こる前までは、エネルギー大国として世界各国に燃料を輸出していました。しかし、ウクライナとの問題が起こり、ロシアと取引していた各国がロシア産の燃料の輸入を取りやめました。

生産量の多いロシア産の燃料を買わないと言っても、世界各国の燃料の使用量が減るわけではありません。ロシア産の燃料を輸入しない代わりに、他の国が生産する燃料を輸入することで、ロシア産以外の燃料の需要が高まり、結果的に燃料の高騰が起こっています。

さらに、燃料費の高騰に追い打ちをかけているのが「円安」です。今まで以上に高くなった燃料費に加え、円安の影響を受けて燃料を輸入する価格が高騰しています。

今後、燃料の輸入価格が下がるのか上がるのか、誰にもわかりません。仮に、燃料の価格が下がり、円高になったとしても、一時的なものかもしれません。

燃料の高騰や円安など、さまざまなことが原因で電気代は高騰します。急な電気代の高騰に備えるためにも、太陽光パネルが世界的に注目を集めています。

太陽光パネルでなぜ電気代が節約できるの?

太陽光パネルを導入したからといって、電気を買うときの単価が安くなるわけではありません。太陽光パネルを導入して、月々の電気代が安くなる理由は以下の3つです。

  • 買う電気が減る
  • 再エネ賦課金が免除される
  • 電気を売ることができる

簡単な言葉を使いながら、ひとつずつ解説していきますね。

電力会社から電気を買わない時間帯が増えるから

太陽光パネルは、朝から夕方の太陽が出ている時間に発電します。発電した電気は、自宅で無料で使用することができます。

太陽光パネルを導入していない家庭では、昼間も夜間も関係なく一日中電気を購入しています。対して、太陽光パネルを導入済みの家庭では、昼間に発電した電気を使用することで、電気を購入する時間を減らすことができます。太陽光パネルを導入している場合、発電した電気を無料で使用することができるので、月々に購入する電気が減り、電気代が安くなるという仕組みです。

さらに、太陽光パネルと相性のいい設備である「蓄電池」を導入している家庭では、もっと月々の電気代を減らすことができます。蓄電池は、発電した電気を貯めておくことができるので、夜間でも発電した電気を使用できるようになります。

極端な例ですが、大容量の太陽光パネルと蓄電池を導入した場合、うまく発電することができれば、1ヶ月電気を買わない生活も可能になります。

また、電気を売るよりも、自宅で使用する方が家計的にはお得になります。通常よりも高い価格で売電できるFIT制度の売電価格は、2024年度は1kWhあたり16円です。(参照1)対して、東京電力のスタンダードプラン(関東地方)の電気料金は、安くても1kWhあたり29.80円からになります。(参照2)

比べてみてもわかる通り、2倍近くの差がありますよね。このように、高騰している高い電気を買わないために、太陽光パネルが役立つというわけです。

参照1:経済産業省 資源エネルギー庁

参照2:東京電力エナジーパートナー株式会社

再エネ賦課金を払わなくていいから

再エネ賦課金とは、電力会社が再生可能エネルギーを買い取るために支払うお金のことを指しています。電力会社が再生可能エネルギーを買い取る時のお金は、電気を買って使っている家庭や企業が負担しているのです。

再エネ賦課金は、再生可能エネルギーを通常よりも高く売ることができる「FIT制度」を利用して、電力会社が電気を買い取るときに使用されます。再エネ賦課金は、電気使用量に比例して請求されるので、電気使用量が多ければ多いほど、高い再エネ賦課金を支払わなければいけません

再エネ賦課金は、年度はじめに再生可能エネルギーの買取量に合わせて、経済産業大臣が決定します。2024年5月分から2025年4月までの再エネ賦課金は、1kWhあたり3.49円です。(参照3)

2021年の全国平均の電気消費量は、4,175kWhでした。(参照4)月々に換算すると、平均して約347kWhの電気を消費している計算になります。毎月347kWhの電気を買っているとすると、支払っている再エネ賦課金は約1,211円です。

毎月1,000円の再エネ賦課金を支払っていることを、あなたは知っていましたか?年間にすると、10,000円を超える家計への負担になります。

先ほど、太陽光パネルを導入した家庭では「電気を買う量が減る」と説明しました。買う電気量が減ると、減った分だけ毎月支払う再エネ賦課金も安くなるのです。

太陽光パネルを導入しても、再エネ賦課金の支払いが0円になるわけではありません。しかし、自宅で発電した再生可能エネルギーであれば、いくら使用しても再エネ賦課金が加算されることはありません。

今後、太陽光パネルを含めた再エネは増えていくことが予想されています。再エネ設備が増え、電力会社が買い取る電気が増えたら、再エネ賦課金も値上がりします。太陽光パネルを導入しておくことで、電気料金単価や再エネ賦課金の値上げが起こった時に備えることができるのです。

参照3:東京電力エナジーパートナー株式会社

参照4:令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)(P56)

自分の家で発電した電気を売ることができるから

太陽光パネルで発電した電気のうち、消費できるのは約3割といわれています。つまり、発電しても残りの7割の電気は余ってしまいます。

余ってしまった電気を無駄にしないために必要なのが「売電」です。発電し、余った電気を電力会社に売ることを「売電」といいます。現在は、平均して月5,000円程度の売電収入が得られるとされています。

事前に申請して売電をすることで、作り出した電気を売ることができるので、忘れずに申請しておきましょう。

太陽光パネルは、作り出す電気をコントロールすることができません。発電量が少ない日もあれば、電気を作りすぎてしまう日もあります。電気を作りすぎてしまった日は、余った電気を電力会社に売ることで、家計の助けにすることができます。

太陽光発電の電気代シミュレーションとは?

太陽光パネルを導入する前に、電気代シミュレーションをしておくと安心です。電気代シミュレーションとは、どれだけ発電できて、どれだけ電気代が節約できるかを、各家庭の状況に合わせて行うシミュレーションです。シミュレーションは、家の場所の日射量や日照時間、屋根の角度などをもとに計算されます。

太陽光発電を導入するときに、電気代シミュレーションを行うことでわかるのは下記のようなことです。

  • 地域や屋根の角度、日射量をもとに計算された発電量
  • 節約できる電気量
  • 売電できる電気量

太陽光パネルで発電できる発電量は、地域や家の立地、屋根の形状などで変動します。それぞれの家庭の状況に合わせて、発電量や節約できる電気量をプロが計算することで、太陽光パネルを導入したあとの生活をシミュレーションすることが可能です。

ただし、太陽光パネルのシミュレーションは、販売店や計算する人によって変わってくる可能性があります。

地球未来図

太陽光発電を導入した後のイメージをしっかりしておきたい人は、複数の販売店でシミュレーションをしてもらうことがおすすめですよ。

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太陽光発電で安くなる電気代の平均は?

太陽光パネルの導入で、いくら電気代が安くなるのかは各家庭によって異なります。本記事では、例として関東圏の一軒家の家庭が4kWの太陽光パネルを設置した場合のケースを見ていきましょう。

条件は、以下の通りです。

  • 2021年の全国平均の電気消費量4,175kWhを元に計算(参照4)
  • 月々の電気消費量はおおよそ347kWh
  • 契約している電気料金プランはスタンダードSプラン(関東)
  • 年間の発電量は4,000kWh、月間約333kWh
  • 自家消費できる電気量は約3割で100kWhとする

【パネル導入前】

太陽光パネルを導入していない場合、家庭で使用する電気はすべて購入するしかありません。東京電力のスタンダードプランの場合、電気使用量ごとに電気料金単価が異なるので、それぞれ計算してみましょう。月の電気消費量は347kWhで計算しています。(参照5)

1kWh〜120kWh:29.80円 120kWh×29.80円=3,576円
121kWh〜300kWh:36.40円 179kWh×36.40円=6,515.6円
301kWh〜:40.49円 48kWh×40.49円=1,943.52円

合計すると、月々の電気代は約12,035円になります。(小数点以下切り捨て)

月々347kWhの電気を購入した場合、純粋な電気使用量だけの電気代は12,000円ほどになる計算です。実際には、上記に消費税や再エネ賦課金、基本料などが加算されるので、もっと電気代は高くなります。

【パネル導入後】

では、次に太陽光パネルを導入した後の電気代を計算してみましょう。太陽光パネル導入後は、約100kWhほど購入する電気を減らすことができます。買う電気が247kWhだったとして、再度計算してみましょう。

1kWh〜120kWh:29.80円 120kWh×29.80円=3,576円
121kWh〜300kWh:36.40円 127kWh×36.4円=4,622.8円

合計すると、約8,198円になります。(小数点以下切り捨て)

さらに太陽光パネル導入後には、毎月売電収入を得ることができます。FIT制度の売電価格は、2024年度は1kWhあたり16円です。毎月233kWhの電気を売電できた場合、3,728円の売電収入を得ることができる計算です。電気代と差し引くと、毎月の電気代が実質4,470円になる計算です。

太陽光パネル導入前は12,000円だった電気代が、太陽光パネル導入後には実質4,470円まで下がりました。月7,500円電気代が下がったとすると、年間で9万円も電気代がお得になります。今回は、平均的な電気使用量で計算しましたが、エアコンを使用して電気使用量が多い月などは上記よりも電気代の削減効果が見込めるでしょう。

参照4:令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)(P56)

参照5:東京電力エナジーパートナー株式会社

太陽光パネルで電気代が0になるって本当?

太陽光パネルを導入して、電気代が0円になるケースはかなり少ないですが、不可能ではありません。太陽光パネルや蓄電池などを導入して、再生可能エネルギーで生活することを「オフグリッド」といいます。

太陽光パネルを導入して、電気代を0円にしたいのであれば、パネルだけではなく、オール電化設備、蓄電池の導入が最低限必要です。

毎月の電気代をゼロにするためには、下記の条件を満たす必要があります。

  • 1日に使用する電気量を発電できる容量の太陽光パネルを設置する
  • 電気で動かすことができる住宅設備を揃える
  • 太陽光パネルで発電できない時に発電するための設備を設置する
  • 夜だけではなく、発電が少ない日の電気を貯めておける蓄電池を設置する

オフグリッドを目指すためには、上記以外にも発電できない日に備え、日頃から消費する電気量を極力抑えておく必要があります。一般的な現代人の生活の中で、完璧なオフグリッドを実現するのは難しいのが実情です。

なお、大容量の太陽光パネルと蓄電池を導入して、電力会社との契約を解約してしまった場合、電気が足りない時に電気を購入することができません。契約だけしていた場合、購入する電気量をゼロにしても、電力会社と契約していると「基本料金」を支払わなければいけません。

しかし、大容量の太陽光パネルと蓄電池を導入し、保険として電力会社と契約している場合でも、売電を行うことで実質電気料金をゼロに近づけることは可能です。売電収入が毎月5,000円ある場合、毎月の電気代が基本料金を含めて5,000円以内であれば、実質的に電気代を0円することができるでしょう。電気の自給自足を目指したい人に向けて、次の項目で電気代を0円に近づけるポイントを紹介します。

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太陽光パネルで電気代0を目指す3つのポイント

太陽光パネルを導入して、電気代を0円に近づけるためには、下記の3つのポイントを抑える必要があります。

  • 節電する
  • 使用する電気量に合った契約をする
  • 蓄電池の導入
  • オール電化住宅

ひとつずつみていきましょう。

節電する

太陽光パネルを導入して、電気代を0円にするためには、使う電気量を減らさなければいけません一日に使用する電気量が少ければ少ないほど、電気代を0円にすることが簡単になります。

使用する電気量を節約したい場合には、HEMS(ヘムス)の活用がオススメです。HEMSとは、リアルタイムでどのくらいの電気量を使用しているかを確認したり、電気使用量を制御できる住宅機器です。HEMSを導入することにより、常にどのくらい電気を使用しているかを確認し、無駄を減らすことが出来ます。

さらに、HEMSは無駄な電気を使用しないよう家電を操作し、電気使用量を制御してくれる機能も搭載されています。常日頃、HEMSを使い、使用している電気量を確認・制御することで、電気使用量を抑える手助けになるでしょう。

家族の生活スタイルにあった電気料金契約をする

電気代を極力減らすために、生活スタイルに合った電気料金プランを契約することも大切です。電気料金プランは、1kWhあたりの電気料金単価だけではなく、基本料金、再エネ賦課金、燃料調節費をまとめて請求されます。

特に、重要なのは夜間の電気料金単価と基本料金です。

太陽光発電は、昼間に発電するのはみなさんご存知の通りです。

では、夜間はどうでしょう。夜間は、蓄電池を導入していない限り、電気を買わなければいけません。

いくら、昼間の発電量が多くても、夜間の電気料金が高ければ、月々の電気代を0円にすることが難しくなります。なるべく電気代を0円に近づけたいのであれば、蓄電池を導入するか、買う電気を安いものに変更する必要があります。

また、電気料金プランでは基本料金にも注目してみましょう。電気料金プランの基本料金は、主にアンペア数で決まります。アンペアとは、一度に流れる電気の量のことを言います。

電気料金プランを契約するときに、アンペア数の多いプランを選択するほど、一度に使用できる家電が増えるということです。逆に、アンペア数が少なすぎると、家電や設備を使用したときに、ブレーカーが落ちてしまう原因となります。

より大きいアンペア数の電気料金プランを契約することで、一度に使用できる家電や設備の数を増やすことが出来ます。ただ、アンペア数が大きくなればなるほど、基本料金が値上がりすることを忘れてはいけません。

太陽光発電を導入するときには、オフグリッドを目指す、目指さないに限らず、契約している電気料金プランのアンペア数を確認しておきましょう。アンペア数を適度に確認しておくことで、必要以上に多い電気代を払う必要がなくなります

蓄電池を設置する

月々の電気代を極力0円に近づけたいのであれば、蓄電池の導入を検討しましょう。太陽光発電と蓄電池を併用していれば、昼間発電した電気を一日中使用することができます

発電量が少ない日は電気を購入するので、太陽光発電と蓄電池を併用したからと言って、必ずしも電気代が0円になるわけではありません。しかし、発電した電気の自家消費を増やし、なるべく発電した電気で生活をすることで、月々の電気代を0円に近づけることができるでしょう。

ただし、蓄電池の導入には、太陽光発電の導入費用と同じぐらいの費用がかかります。太陽光発電に加え、蓄電池を導入する場合には、必ず返済計画や電気代のシミュレーションを行いましょう。

オール電化にする

太陽光発電の導入で、電気代を0に近づけるためには、エコキュートやIHを導入してオール電化へ移行しましょう。オール電化住宅では、自宅で発電した電気をエコキュートやIHを使用して、効率的に消費することが可能です。

とくに、エコキュートは消費電力が多いので、発電した電気で稼働させることで大幅な光熱費の削減を見込めます。エコキュートは、一日に1〜2回まとめてお湯を作り出します。ガス給湯器のように、お湯を使う都度エネルギーを消費するわけではありません。エコキュートがお湯を作り出す電気を、発電した電気で賄うことで、大幅な電気代の節約が見込めます。

最初は電気代だけで見ると、ガス併用の住宅よりもオール電化住宅の方が高くなってしまうでしょう。しかし、ガスと電気を合わせた光熱費としてみれば、ガス併用の住宅よりも、光熱費を下げることが出来ます。

太陽光発電で電気代が安くならないケースは?

電気代が節約できるとされる太陽光発電ですが、電気代が期待したほど安くならないケースがあります。毎月の電気代が思ったよりも安くならないと、がっかりしてしまいますよね。

太陽光発電の導入で、電気代が安くならないケースは以下の2つです。

  • 使用する電気量が少ない
  • 日射が少なくて発電量が少ない

自宅で作り出せる電気が少なければ、電気代があまり安くならないのは当然ですよね。また、元々あまり昼間に電気を使わない家庭では電気代が安くなったと実感するのが難しいかもしれません。

「思ったよりも電気代が安くならなかった・・。」とがっかりしないためにも、事前のシミュレーションが大切です。

昼間に自宅にいない

太陽光パネルは、昼間に発電します。昼間に電気を発電する太陽光パネルを導入しても、昼間家におらず、発電した電気を消費できなかったら、電気代の節約効果は薄くなります。

ただ、オール電化住宅で電気消費量の多いエコキュートを稼働させたり、家にペットがいて昼間でもエアコンを使用しているなどの理由で、昼間に電力消費が多い場合には、電気代の節約効果を実感できるでしょう。

さらに蓄電池があれば、昼間家にいなくても発電した電気の自家消費量を増やすことができます。太陽光パネルを導入しても、昼間の電気消費量を増やせない場合には、蓄電池の併用を検討してみましょう。

日照条件が悪く発電量が少ない

太陽光パネルを導入しても、日当たりや日射条件が悪かったりすると、電気代の節約効果を得るのが難しくなります。

太陽光パネルは曇りや雨でも発電することができるので、太陽光発電を導入したのに発電を全くしないということはありません。しかし、発電量が少ないと太陽光発電の導入費用の回収や、電気代の節約効果を得られにくくなるのは確かです。

とくに注意が必要なのは、屋根の方角です。基本的に太陽光パネルは、南側の屋根に設置することで効率的に発電を行うことができます。西や東の屋根でも発電できないことはありませんが、発電量が大幅に減ってしまう点には注意が必要です。北側の屋根の場合、南側に比べると発電量がグッと減ってしまいます。

屋根の形状によって、南側の屋根に太陽光パネルを設置できない場合には、必ず販売店との相談や現地確認、事前のシミュレーションをする必要があります。

「あまり発電できなかった!」と後悔しないためにも、太陽光発電を導入する時には必ずシミュレーションを行うようにしましょう。

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太陽光パネルで電気代の悩みを解消しよう

太陽光パネルの導入で、電気代の節約を目指す場合には、事前のシミュレーションを必ずしておきましょう。太陽光パネルは、設置する屋根や天気によって大幅に発電量が変わります。毎日の天気はコントロールすることはできませんが、太陽光パネルを設置する場所であれば、事前にコントロールすることが可能です。

ぜひ、信頼できる販売会社とよく相談し、事前のシミュレーションを行って、安心して太陽光パネルを導入してみてくださいね。

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