太陽光発電の設置を悩んでいる方にとって「太陽光発電を設置してメリットがあるか」が一番の気掛かりですよね。この記事では、太陽光発電の設置に悩んでいる方に向けて、太陽光発電のメリットとデメリットを一覧でまとめました。
記事内では、太陽光発電を導入してメリットが大きい家庭の特徴も紹介しています。太陽光発電の設置に悩んでいる方は、ぜひ目を通してみてくださいね。
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太陽光発電はメリットが出る場合だけ設置するべき
太陽光発電には電気代節約や停電対策などのメリットがあります。しかし、発電量が少ない場合や、電気使用量が少ない場合には、太陽光発電を導入してもメリットの恩恵を受けられないケースもあります。
太陽光発電を設置する前に、発電量のシミュレーションを行い、太陽光発電の設置でメリットがあるかを確認しましょう。
シミュレーションは、太陽光パネルを取り付ける場所の日射量や屋根の向きなどに加え、太陽光パネルの容量などから発電量を予測することができるものです。
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太陽光発電のメリットとデメリットの一覧
太陽光発電を設置するときに、まず気になるのが設置後のメリットとデメリットですよね。電気代が高騰している近年は、電気代の節約がしたくて、太陽光発電の設置を検討する家庭も多いです。太陽光発電を設置するときには、メリットだけではなくデメリットも事前に確認しておくと安心です。
まずは、太陽光発電のメリットとデメリットを表にまとめました。下記の項目で、それぞれ詳しく解説しますので、太陽光発電の導入を検討するときの参考にしてみてくださいね。
メリット | デメリット |
---|---|
・電気代の節約ができる ・売電収入を受け取れる ・再エネ賦課金が安くなる ・脱炭素社会の実現に貢献できる ・停電時の非常用電源として使える ・パネルで屋根を雪や暴風雨から守れる | ・設置費用が数百万円かかる ・メンテナンス費用がかかる ・パネルの設置に向かないケースがある ・天候などによって発電量が左右される ・施工不良のリスクがある |
太陽光発電の経済メリット3つ
太陽光発電を設置するとき、電気代の節約を期待する方も多いのではないでしょうか。実際、太陽光発電を設置することで、発電した無料の電気を使用でき、電気代を安くすることができます。次の項目で、太陽光発電の経済的なメリットを3つ紹介します。ぜひ、太陽光発電を設置するときの参考にしてみてくださいね。
①電気代が減る
近年は電気代が高騰し、夏や冬などの電気代が高くて困っているという方も多いのではないでしょうか。日本では、電気の発電に必要な燃料のほとんどを、海外から輸入して使用しています。燃料を輸入しているので、海外情勢などで電気代が変動してしまうというリスクがあるのです。円安や海外情勢などの影響で、今後も電気代は高騰することが予想されています。
そこで、おすすめなのが太陽光発電の設置です。太陽光発電を設置すれば、自宅で発電した無料の電気を利用できます。発電した電気を活用することで、月々約7,500円の電気代を節約可能です。(発電量や電気使用量によって電気を節約できる金額は変動します)
太陽光発電を設置して、電気代がいくら節約できるかは、事前のシミュレーションで確認できます。太陽光発電を設置する場合には、シミュレーションを行い、どのくらい電気代が安くなるのかを事前に確認するようにしましょう。
②売電収入が入る
太陽光発電で発電した電気は、使うだけではなく、売ることもできます。発電した電気を売ることで、売電収入を得ることが可能です。太陽光発電を導入して10年前後利用できるFIT制度を利用することで、通常よりも高い金額で売電することが可能です。
ただし、近年は一昔前のように、お金が儲かるほどの売電収入を得るのが難しいです。なぜかというと、一昔前に比べて売電価格が下がっているためです。売電収入でお金を儲けるのではなく、電気代の節約に加えて、多少のお金が入ってくると考えておきましょう。
2025年以降に太陽光発電を設置する場合は、売電をして間接的に電気代を節約するよりも、発電した電気を自家消費する方が電気代の節約効果があります。なるべく多くの経済的なメリットを得たい場合には、電気をなるべく自家消費することがおすすめです。
③再エネ賦課金がなくなる
電気を購入するとき「再エネ賦課金」という料金を一緒に支払っていることをご存じでしょうか?再エネ賦課金とは、電力会社がFIT制度で電気を買い取るときに活用されるお金です。再エネ賦課金は、電気使用量に応じて、電気を使用している全員が支払っています。
太陽光発電を設置することで、購入する電気を減らすことが可能です。買う電気が減ることで、購入する電気に応じて支払う再エネ賦課金も安くなります。再エネ賦課金は、経済産業大臣が年度の初めに制定します。
太陽光発電の設置で買う電気が減って、再エネ賦課金の支払いも減ることがわかったけど、実際にはどのくらい節約できるの?
2024年の再エネ賦課金は、1kWhあたり3.49円でした。(参照1)仮に、太陽光発電で1ヶ月100kWの発電ができた場合、安くなる再エネ賦課金は329円です。
100kWの電気を発電して使用したら、月々349円の再エネ賦課金を節約できるのね。けれど、思ったよりも安かったわ。
確かに「月々349円」と聞くと、安く感じますよね。しかし、1年に換算すると4,188円になります。また、買取が必要な再生可能エネルギーは、今後どんどん増えていくことが予想されており、再エネ賦課金の金額も値上がりすることが予想されています。
なるほど、一年で4,000円以上節約になるのは大きいわね。しかも、この先再エネ賦課金が値上がりするなら、太陽光発電を導入して節約したいわ。
参照1:再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2024年度以降の買取価格等と2024年度の賦課金単価を設定します (METI/経済産業省)
太陽光発電の経済デメリット3つ
電気代の削減などの経済的なメリットが多い太陽光発電ですが、もちろんデメリットもあります。太陽光発電を設置する場合は、メリットとデメリットを比較し、事前にシミュレーションを行ってから設置を決めましょう。事前にしっかり検討することで、太陽光発電のメリットを最大限に生かすことができます。
①設置費用が数100万円かかる
太陽光発電の設置費用は、100万円以上かかります。太陽光発電を設置する場合は、太陽光パネルやパワコンなどの設備費に加え、足場代などの工事費用も必要です。2023年の太陽光発電の設置費用は、本体代と工事費用を合わせて平均28.4万円でした。(参照2)
また、たくさん発電したいからといって太陽光パネルを多く設置すると、パネルを多く導入した分の設置費用が高額になります。さらに、太陽光発電の導入費用は、メーカーやパネルの性能によって大きく左右されます。場合によっては、1kWあたり28.4万円を超えてしまうケースもあるので注意しましょう。
いくら電気代が節約できるからと言っても、数百万円の設置費用を回収するのは簡単ではありません。とくに、太陽光発電を設置しても、発電量が少ないと見込まれる場合や、設置できる太陽光パネルの容量が少ない場合は、太陽光発電を設置しても費用が回収できない可能性が高い点には注意が必要です。
参照2:太陽光発電について
②メンテナンスの費用がかかる
太陽光パネルは、屋外に設置する設備なので、自然災害などで割れてしまうケースがあります。太陽光パネルが割れてしまった場合、パネルの交換が必要になって、大きな費用がかかってしまうでしょう。太陽光発電のメンテナンス費用が必要になるケースは以下の5つです。
- 太陽光パネルが割れてしまったとき
- 太陽光パネルが汚れてしまったとき
- 太陽光発電が故障してしまったとき
- パワコンが寿命を迎えたとき
- 毎年点検を行うとき
太陽光パネルに比べてパワコンの寿命は短いです。パワコンとは、パネルで発電した電気を、家庭内で使用できる電気に変換する役割がある機器のことを指します。太陽光パネルよりも先にパワコンが壊れてしまった場合、パワコンだけ交換する必要があります。パワコンの交換には、30万円〜35万円の費用が必要です。
太陽光発電を設置するメリットがある人とは?
先述した通り、太陽光発電にはメリットとデメリットがあります。太陽光発電は、メリットがデメリットを上回る家庭が設置するのがおすすめです。では、太陽光発電のメリットがデメリットを上回る家庭とは、どのような家庭なのでしょうか。
とくに、太陽光発電を導入するメリットが大きいのは、東京都に住んでいる家庭、発電量が多い家に住んでいる家庭、電気使用量が多い家庭です。次の項目で、詳しく説明しますので、当てはまりそうな人は参考にしてみてくださいね。
①東京都にお住まいで補助金のもらえる人
東京都では、太陽光発電の設置を含めた脱炭素社会への取り組みを積極的に行っています。最近話題になることが多い「太陽光発電の設置義務化」も他の都道府県に先駆けて2025年に開始されます。太陽光発電への補助金事業も環境を守るための政策のひとつです。
東京都では、太陽光発電の設置で高額な補助金を受け取ることが可能です。東京都にお住まいであれば、受け取れる補助金が高いので太陽光発電をかなり安く設置できます。設置費用が大幅に安くなるので、シミュレーションに関係なく、東京都にお住まいであれば太陽光発電の設置がおすすめです。
東京都にお住まいであれば、新築住宅だけではなく、既存住宅でも太陽光発電の補助金を受け取ることが可能です。既存住宅の場合、新築住宅よりも多くの補助金を受け取ることができるので、東京都にお住まいで、太陽光発電の導入に悩んでいる方は、補助金があるうちに太陽光発電を設置しておきましょう。
②家の向きや構造で発電量の多い方
太陽光パネルは、屋根の方角や角度などで発電量が変わります。太陽光パネルの発電量が多くなる南向きの屋根が広い場合には、太陽光発電を設置するメリットが大きいです。
ただし、南向きの屋根だからと言ってシミュレーションをせずに太陽光発電を設置するのはおすすめできません。多く発電できると見込まれる場合であっても、必ず事前に発電量などのシミュレーションを行っておきましょう。しっかりシミュレーションを行わないと、見込んだ発電量が得られない可能性があります。
また、太陽光発電をたくさん売るために、発電量を多く見積もる業者には注意が必要です。シミュレーションで発電量が多く見せかけられているかは、一見しただけでは分かりません。太陽光発電を設置する場合には、必ず複数の会社でシミュレーションをしてもらうようにしましょう。
③電気の使用量の多い人
家族人数が多い家庭や、オール電化住宅、EVを利用している家庭では、太陽光発電を設置するのがおすすめです。とくに、近年人気が高いオール電化住宅は、電気使用量が多いので、発電した電気を効率よく使用できるでしょう。
また、EVやV2Hを設置している家庭では、発電した電気を車の燃料として無駄なく使用できます。オール電化住宅で、EVを利用している家庭では、太陽光発電を導入するメリットがとても大きいです。
オール電化住宅に住んでいなくても、家族人数が多かったり、ペットがいたりする家庭では、毎月の電気使用量が多いケースがあります。毎月の電気使用量が多い場合には、オール電化住宅やEVを導入していなくても、太陽光発電を設置するメリットがあるでしょう。
太陽光発電の環境へのメリットは?
太陽光発電は、発電するときにCO2を排出しないことが環境へのメリットです。近年の日本では、火力発電が多く行われており、火力発電によるCO2の排出が懸念されています。CO2が多く排出されることで、環境破壊などが起こる「地球温暖化」の進行が加速します。
地球温暖化を止めるために必要なのが、CO2などを含む温室効果ガスの削減です。温室効果ガスの排出がゼロになった社会を「脱炭素社会」といいます。脱炭素社会を実現するためには、CO2を排出しない太陽光発電の普及が必要不可欠だと言われてます。
近年では、脱炭素社会を実現するために、東京都が太陽光発電の義務化を開始しました。太陽光発電の導入数が増えることで、火力発電を行う必要をなくし、CO2の排出を抑える狙いです。東京都では、太陽光発電を普及させるために、高額な補助金が出る補助金事業も行っています。
太陽光発電の環境へのデメリットは?
環境にいい太陽光発電ですが、間違った廃棄方法で環境への悪影響が起こることがあります。また、個人宅の設置ではなく、企業が売電収入を得るために山の木を切り倒して、太陽光パネルを設置する自然破壊は近年問題視されています。
太陽光パネルを廃棄するときに、不法投棄したり、リサイクルせずに廃棄することによる環境への影響もあります。ただし、太陽光パネルはほぼ100%リサイクル可能な素材でできています。太陽光パネルを廃棄するときには、正しくリサイクルできる業者に依頼することで、パネル廃棄時の環境への負荷をゼロにすることが可能です。
0円ソーラーの太陽光発電にデメリットはある?
太陽光発電の設置にお悩みの方の中には「0円ソーラー」という言葉を目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。0円ソーラーとは、設備費などの初期費用を支払う代わりに、月々の使用量を支払って太陽光発電を設置する方法です。
太陽光発電を設置する費用がない家庭や、発電量が多い家庭では、0円ソーラーでも太陽光発電のメリットがあるケースもあります。ただし、結果的に0円ソーラーよりも購入した方が、本体費用が安くなるケースが圧倒的に多いです。
また、0円ソーラーは「太陽光発電が必要なくなった」などの理由で、解約することができません。万が一、解約する場合は、高額な解約費用が必要になる点には注意が必要です。0円ソーラーを利用する場合には、事前に0円ソーラーと購入の場合の両方をシミュレーションし、しっかり比較検討してくださいね。
まとめ:太陽光発電のメリットはそれぞれのお宅によって変わる
太陽光発電は、設置してメリットがある家庭もあれば、メリットが少ない家庭もあります。太陽光発電を設置するときは、事前に設置費用や発電量のシミュレーションを行いましょう。
事前にシミュレーションを行うことで、太陽光発電の設置でメリットがあるかを確認できます。また、太陽光発電への疑問点や見積もりなども販売店に無料で出してもらうことができるので、一度見積もりシミュレーションを確認してみるのがおすすめです。
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