【江戸川区】太陽光・蓄電池の補助金情報|令和7年度2025年4月から

2025年3月28日に江戸川区の公式ホームページが更新され、太陽光発電の補助金情報が公開されました。江戸川区の太陽光発電への補助金は、2025年4月28日から受付が開始されます。

2025年度の江戸川区の補助金の重要ポイントは下記の通りです。

  1. 金額は1キロワットあたり7万5,000円(上限22万5,000円)
  2. 募集回が2回ある(4月・8月)
  3. 先着順ではなく、応募人数がオーバーした時点で抽選
  4. FIT制度の認定を取得しない設備などの条件がある
  5. 東京都の補助金と併用できる

2025年度に江戸川区で4kWの太陽光発電を導入した場合、東京都からの補助金48万円に加え、江戸川区からの補助金22万5,000円が受け取れ、合計で70万5,000円を受け取れることになります。

この記事では、江戸川区にお住いの人のための太陽光関連補助金の詳細情報をわかりやすく解説し、さらに東京都の補助金情報も説明していきます。

ただし、補助金の申請は、とても複雑で手間がかかります。とくに、忙しくて時間がない人にとって、補助金の申請は負担が大きいと言えます。また、書類に不備があれば審査に遅れがでて、補助金がもらえるのも遅くなってしまいます。最悪の場合、書類の不備による返金が起こる可能性があるので注意が必要です。

江戸川区や東京都で確実に補助金を受け取るためにも、太陽光システムの導入の際は、経験のある販売店に依頼し、補助金申請も任せるのがおすすめです。レオフォースでは、専属の行政書士がすべて無料でお客様の補助金申請を担当いたします。

太陽光パネルの補助金やご相談はこちらからお問い合わせください。

目次

2025年・江戸川区で個人宅に太陽光を設置するときの補助金額は?

2025年度は、1kWあたり7万5,000円(上限22万5,000円)の補助金を江戸川区から受け取れます。(参照1)

ただし、国や東京都からの補助金の金額が購入経費を上回ってしまう場合は、上回る分が減額されます。

また、江戸川区では補助金の上限が22万5,000円に設定されています。22万5,000円は、3kWの太陽光発電を導入した際に受け取れる金額です。江戸川区で3kW以上の太陽光発電を導入する場合の補助金は、一律で22万5,000円になってしまうので注意しましょう。

参照1:江戸川区

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2025年・江戸川区の補助金を使える条件は?

江戸川区で太陽光発電への補助金を受け取る場合は、下記の条件を満たさなければいけません。(参照2)

  • 江戸川区内に住所がある個人で、住民税の滞納が無い
  • 自身が居住している江戸川区内の既存住宅の屋根か敷地内に設置する(共同住宅は対象外)
  • JET認証を受けているか、JET認証に相当する認証を受けている新品の太陽光パネルを設置(リースは対象外)
  • FIT制度を利用しない
  • 設置後、発電量のデータを設置年度を含めて3年分提供する
  • 過去にこの補助金の交付を受けていない、交付を受けたことがある人が住んでいない
  • 電力会社と接続契約をする
  • 申込日時点で機器を購入や設置工事を行っていない
  • 江戸川区暴力団排除条例第2条第2号に規定する暴力団員又は同条第3号に規定する暴力団関係者でない

とくに注意が必要なのが、新築住宅では補助金が受け取れない点です。東京都では、2025年度から新築住宅への太陽光発電設置の義務化が始まりました。太陽光発電設置の義務化を理由に、新築住宅に太陽光発電を設置する場合は、江戸川区の補助金を利用できないので注意しましょう。

また、江戸川区で太陽光発電の補助金を受け取るためには「非FIT」である必要があります。非FITとは、簡単に言うと、FIT制度を利用しないということです。

FIT制度を利用するということは、国民が負担している再エネ賦課金が資金源となります。対して、FIT制度を利用しない場合は再エネ賦課金を利用しないため、再生可能エネルギー100%だと認定されるのです。FIT制度と再エネ賦課金を利用しないことではじめて「非FIT」と認定されます。

地球未来図

非FITは、再エネ賦課金を利用しないため、100%再生可能エネルギーと認定されます。FIT制度を利用する場合は、江戸川区の補助金を利用できないので注意しましょう。

参照2:江戸川区

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2025年・江戸川区の補助金の申請スケジュールは?

2025年に江戸川区で補助金を受け取る場合、太陽光発電を取り付ける工事日によって申請期間が異なります。具体的な日程は以下の通りに、江戸川区から正式に発表されています。(参照3)

募集回受付期間対象工事日募集件数
第1回4月28日〜5月8日6月1日〜7月31日100件
第2回8月1日〜8月8日9月1日〜10月31日100件

注意したいのは、受付期間の短さです。

第一回、第二回ともに、1週間程度しか受付期間がありません。受付期間内に申請しなければ、補助金の抽選対象になりません。

また、江戸川区の太陽光発電の補助金を受け取る場合、工事前に事前申請が必要です。完了通知を受け取ったあとに、工事をする必要がある点にも注意しましょうね。

【江戸川区の太陽光補助金を受け取る流れ】
  1. 工事前に事前申し込み
  2. 審査
  3. 事前申し込み完了通知の送付
  4. 着工・工事完了
  5. 報告兼交付申請(事前申し込み時の工事予定日から3ヶ月以内)
  6. 審査
  7. 交付決定通知書の送付
  8. 補助金の振り込み

参照3:江戸川区

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2025年・江戸川区の補助金の申し込み人数は?

江戸川区では太陽光システム設置に関する補助金の受付人数を年間200件と発表しており、申請数が予定人数を超えた場合に抽選になります。

実は昨年度は、申し込みから1日で予定の人数に達してしまいました。(途中で追加募集をおこなった)これを受けて、昨年50件だった枠を4倍の200件に増やしました。

また2025年度からは、先着順ではなく、抽選となりましたので、急いで申し込む必要はありません。まずは、購入したい内容、予定額や工事の時期などを販売店と確認したうえで、4月末か8月のどちらの申し込み期間で事前申し込みを行うのか、スケジュールを相談していくのがよいでしょう。

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2025年・江戸川区の補助金の申し込みの注意点は?

2025年に江戸川区で太陽光発電の補助金を受け取りたい場合、一番注意すべき点は、事前申し込み期間が、4月と8月に一週間づつしかないということです。

そのため、実際の申し込みの流れとしては、まず販売店にて、太陽光発電量のシミュレーションや見積もりを行い、購入内容が大体固まってきたところで、事前申し込みのタイミングに合わせて、契約や工事のスケジュールも販売店に相談しましょう。

また、次の項目で詳しく説明する国が出している太陽光システム設置の補助金の方が江戸川区の補助金よりも金額が大きくなるため、まずは国の補助金を受け取ることを優先して考え、購入内容なども決定するという購入者が多いです。

疑問点は、江戸川区の窓口に直接問い合わせて確認することもできます。

【江戸川区の公式問い合わせ先】

江戸川区役所環境部気候変動適応計画課

電話:03-5662-6745 

郵便番号:132-8501

住所:東京都江戸川区中央1丁目4番1号

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2025年・東京都や国の補助金はどれが併用できるの?

2025年度の江戸川区から受け取れる補助金は、東京都の補助金と併用可能です。そのため、多くの方が東京都の補助金と合わせて申し込みをします。また、国からの補助金でも併用できるものもあります。

以下に太陽光・蓄電池・その他の住宅施設の3つのパターンに分けて、江戸川区の人が申し込みできる補助金の内容を解説します。

東京都・太陽光システム・パネルの設置の場合の補助金

2025年、東京都ではクール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)という団体が家庭における太陽光発電導入促進事業災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業という補助金事業を行っています。

東京都の補助金額は以下の通りです。(参照4)

既存住宅3.75kW以下の場合:1kWあたり15万円(上限45万円)
3.75kWを超える場合:1kWあたり12万円(50kW未満)
(太陽光発電システムの助成対象経費の合計金額が上限)

参照4:クール・ネット東京

こちらの補助金の条件、申し込み方法などの詳細は以下の記事でも紹介しています。

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東京都・蓄電池を単体で設置したい場合の補助金

東京都の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」では、蓄電池の設置で補助金を受け取ることができます。東京都で蓄電池の設置をした場合に受け取れる補助金は、1kWhあたり12万円です。(参照5)

ただし、蓄電池への補助金を受け取るためには、太陽光発電の設置か再エネ電力の契約が必要です。太陽光発電の設置か再エネ電力の契約ができていない場合は、蓄電池への補助金を受け取ることができないので注意しましょう。

参照5:東京都

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国・省エネ住宅にしたい場合の補助金

既存住宅で省エネ設備導入などのリフォームを行う場合、設備によって国から補助金を受け取ることができます。「子育てグリーン住宅支援事業2025」では、断熱ガラスなどへの交換、天井や床などの断熱改修、エコ住宅設備の設置などのリフォームに対して、補助金を受け取ることが可能です。

上記以外では、バリアフリー改修や空気清浄機能付きエアコンの設置でも、補助金を受け取ることができます。ただし、補助金を受け取るためには2つ以上の必須工事を行う必要がある点に注意しましょう。

また、2024年度はZEH住宅を新築する場合も一戸あたり55万円の補助金を受け取ることができました。(参照6)205年度も、ZEH住宅に対する補助金が開始される予定なので、江戸川区でZEH住宅を建てる予定の方は、情報公開を待ちましょう。

参照6:一般社団法人 環境共創イニシアチブ

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まとめ:江戸川区と東京都の補助金で太陽光システムを設置しよう

2025年度、江戸川区で太陽光システムを設置する場合は、東京都からの補助金に加え、江戸川区からの補助金にも申し込むことができます。

太陽光システムは設備、工事やメンテナンスなどの費用を含めると数100万円かかる高級な住宅設備です。しかし特に昨年頃から、環境破壊や未来の資源の不足に対応するために、再生可能エネルギーの利用率を上げられる太陽光発電の普及が、更に叫ばれるようになり、補助金の内容や金額も手厚くなっています。

このように費用面で太陽光システムの設置を諦めていた人にとって、今が設置のよい機会となっています。

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