近年人気の高い太陽光発電ですが、設置業者の人手不足が問題になっていることをご存じでしょうか?太陽光発電を取り付けたい人にとって、設置業者の良し悪しは大きな問題ですよね。
太陽光発電の設置業者は、販売店や住宅の建築業者が手配することが多いです。しかし、中には「どんな設置業者に当たるか不安」という方も多いのではないでしょうか。この記事では太陽光発電の設置業者を選ぶときや、やりとりをするときに気をつけることについて解説します。
「太陽光発電の設置業者の選び方がわからない」「太陽光発電を設置するときのトラブルが心配」という方は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
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太陽光発電の設置業者は人手不足に悩んでいる
国際航業の調査では、太陽光発電や蓄電池の販売・施工業者の90.7%が技術職の人材不足を感じています。(参照1)太陽光発電の設置業者が人手不足になってしまう原因は、電気系統の資格や知識が必要不可欠なことと、技術力の高い設置業者の需要が高いことです。
太陽光発電は、誰でも取り付けができるわけではありません。太陽光発電を取り付けるためには「電気工事士」や「太陽光発電設置技能者」の資格が必要です。
電気工事士の資格のない人は、そもそも太陽光発電を設置できません。さらに、電気工事士の資格を持っていて、太陽光発電を設置できる場合であっても、太陽光発電の設置経験が多い人材ばかりとは限りません。
近年、太陽光発電を導入する家庭や会社は多く、取り付け数に比例して、太陽光発電を取り付けする人材の需要も増えています。太陽光発電の設置ができる資格を持っていて、なおかつ経験豊富な設置業者は需要が高いのが現状です。
しかし、経験豊富で技術力の高い設置業者には限りがあります。よって、無理を承知で経験の少ない設置業者に太陽光発電の取り付けを依頼するケースも増えているのです。
太陽光発電は最近人気だものね。太陽光発電を設置する人手が足りないと、どんなことが起こるの?
経験豊富な設置業者の需要が高まっていることにより、人員の削減や無理な納期設定などが問題になっています。ひどいケースでは、足場を組まずに施工し、強引に時短するケースもあるそうです。無理に時短をしたり、悪質な施工をしたりしなくても、無理を承知で実績の少ない設置業者に設置を依頼するケースもあります。人手不足の今こそ、太陽光発電の販売業者や設置業者は慎重に選ばなければいけません。
そうなのね!無理やり時短したり、無理な人員削減をしたりしている業者にお願いするのは不安だわ・・。太陽光発電の販売業者や設置業者は、信頼できる業者を選ばないといけないわね。
今後、太陽光発電の導入数が増えたり、太陽光パネルの設置義務化が開始されれば、今よりも優良な設置業者に工事を依頼するのが難しくなる可能性もあります。
安心して太陽光発電の設置を依頼できる業者に工事を頼むためにも、太陽光発電を導入する私たちが設置業者の選び方を知っておかなければいけないのです。
参照1:国際航業株式会社
太陽光発電の設置業者によるトラブル事例
太陽光発電を取り付けるとき、正しく取り付け作業を行えば、トラブルが起こることはありません。しかし、中には取り付け方法を間違えたり、手抜き工事を行ったりなどして、トラブルが起こることがあります。
次に、レオフォースが販売店として実際に現場で見聞きしたトラブル事例を3つ紹介します。いずれのトラブルも頻繁に起こるものではありません。しかし、中には下記のようなトラブルが起こることがあるという事実を知っておきましょう。
太陽光設置業者のトラブル①雨漏り
太陽光発電を取り付ける時のトラブルとして、雨漏りをイメージする人も多いのではないでしょうか。雨漏りは、太陽光パネルを取り付けるときに起こるトラブルとして、一番多いものです。メーカーによっては、太陽光パネルの取り付け工事による「雨漏り保証」を付帯しているケースもあります。
正しくパネルを取り付ければ、工事が原因の雨漏りが起こることはありません。パネルの取り付けで雨漏りが起こるのは、手抜き工事や工事の不備などが起こった時です。また、劣化した屋根などに太陽光パネルを無理に取り付けた場合も、雨漏りが起きる原因になります。
太陽光パネルの取り付けによる雨漏りを防ぐためには、手抜き工事を行わない信頼できる設置業者に工事を依頼する必要があります。
また、築年数が経っている家であれば、屋根の状態をしっかり診断してくれる販売業者や設置業者に工事を依頼することで、太陽光発電の取り付けによる雨漏りを防ぐことが可能です。
太陽光設置業者のトラブル②パワーコンディショナの設定ミス
太陽光発電には、パワーコンディショナ(以下パワコン)という機器が必要不可欠です。パワコンとは、パネルで発電した電気を自宅で使用できる電気に変換する機器のことを指します。
太陽光発電を設置するとき、このパワコンの接続方法や設定を間違えると、発電した電気を自宅で使用できません。太陽光発電を設置したにも関わらず、発電した電気を使用できない場合、パワコンの設定や設置方法が間違っている可能性があります。
パワコンが正しく取り付けられていない場合には、パワコンを正しく設定するまで発電した電気を使うことができません。パワコンの設定や設置にミスがある場合は、工事行った設置業者に接続しなおしてもらう必要があります。
太陽光設置業者のトラブル③自宅の損傷
太陽光発電は、屋根に太陽光パネルを取り付け、外壁にパワコンを設置し、室内にモニターを取り付けます。まれに太陽光発電の取り付けを行うとき、自宅の外壁や床などを傷つけてしまうことがあります。ただし、優良な設置業者であれば工事のときに自宅を傷つけてしまうことはありません。
例えば、レオフォースでは工事を行う前に、事前に自宅の状態をお客様と一緒にチェックします。太陽光発電の設置により自宅に傷をつけないように細心の注意を払い、設置工事を行うので安心です。
このように、太陽光発電の設置による傷を防ぎたい場合には、信頼できる販売店や設置業者を選ぶ必要があります。
太陽光発電設置業者の認定施工店とは
太陽光発電を取り付けるときは、メーカーの認定施工店に工事を依頼するのが一般的です。メーカー認定施工店とは、メーカーが太陽光パネルを適切に取り付けられると認定した施工店のことです。メーカーの認定施工店として登録するためには、メーカーごとに研修を受ける必要があります。
メーカー認定施工店で太陽光発電を設置するメリットは、以下の3つです。
- メーカーの補償を受けられる
- メーカーが認定している施工店なので安心
- メーカー独自の研修を受けたプロが太陽光発電を設置してくれる
とくに、認定施工店に太陽光発電の設置を依頼することで、補償が受けられる点は大きなメリットだと言えるでしょう。メーカーによっては、認定施工店で取り付けなければ、補償が適用されないケースもあるので注意が必要です。
例えば、シャープやパナソニック、長州産業などのメーカーは、認定施工店を定めています。メーカー認定施工店は、それぞれのメーカーから施工IDを発行されます。
認定施工店での工事が必要なメーカーの太陽光発電を導入する場合は、設置業者が認定施工店であるかを確認しましょう。太陽光発電を取り付けるときは、それぞれのメーカー認定施工店に設置工事を依頼することで、工事の品質が保証されます。
太陽光発電設置業者を選ぶポイントは?
太陽光発電の設置業者は、販売と設置を自社で行っているケースと、販売と設置を別の会社が行っているケースがあります。一概に、どちらの方がいいということはありません。まずは、どの販売店やパネルが自分の家や要望に合っているのかを見極めるのが大切です。
太陽光発電の販売店を決めるときには、見積もりやサービスの比較をしましょう。より自分や家族の要望に合った販売会社を選ぶのがおすすめです。また、デメリットやリスクまでしっかり話をしてくれるかを確認するのも、より良い販売店を選ぶポイントになります。
販売店を選べたら、選んだ販売店が自社施工であるか、信頼できる設置業者をパートナーにしているかを確認しましょう。
例えば、レオフォースであれば、自社独自のチェック項目を設けて信頼できる設置業者を厳しい目で選んでいます。レオフォースでは賠償保障があるか、工事中の工程管理をどのように行うかまで事前に確認しています。
このように、販売と設置を別の会社で行っている場合であっても、信頼できる設置業者がパートナーであれば問題ありません。太陽光発電の設置業者に対して不安に思う方は、遠慮せず事前に販売店へ問い合わせを行いましょう。
まとめ:太陽光発電の設置業者選びは慎重に
太陽光発電の設置業者は、信頼できる業者を選ぶことが基本です。信頼できる設置業者を選ぶためには、まず信頼できる販売店を選びましょう。信頼できる販売店や設置業者を選ぶことで、太陽光発電の設置によるトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
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