太陽光パネルは雨漏りの原因?不安を解消する5つの対策|保証も紹介

「太陽光パネルの設置を検討しているけれど、雨漏りの原因になるってホント?」

そんな不安を抱えていませんか?

太陽光パネルを設置した後におこる雨漏りの原因は、施工やメンテナンスがきちんと行われていないことです。太陽光パネルの設置が直接の原因になり、雨漏りしやすくなることはありません

この記事では、太陽光パネルの設置で雨漏りを引き起こさないために知っておくべき5つの対策を、これから太陽光パネルをつける人にむけて、わかりやすく解説します。

二酸化炭素の排出を抑え、地球温暖化に貢献できるクリーンなエネルギーとして、いまや当たり前になりつつあるのが太陽光発電です。

環境への影響を考えて太陽光発電を自宅に取り入れてみたい人はぜひ参考にしてください。

この記事でわかる事
  • 太陽光パネルの施工ミスが雨漏りの原因につながる3つの具体例を紹介
  • 太陽光パネルの設置で雨漏りを起こさないための6つの対策を解説
お客様

太陽光パネルの取り付けには見積り、現地調査から工事まで安心してなんでも相談できる会社はないかしら?

未来の地球のために、太陽光を広めたい

環境を守るため、太陽光への切り替えを始める人がふえています

でも、太陽光パネルの設置は工事や見積もりなどの手続きや準備が複雑です

太陽光システムの専門家・レオフォースなら、お客様ひとりひとりのお宅の状態やご希望に合わせて、専門知識のある担当者が、わかりやすく最適なプランを提案いたします

目次

太陽光パネル設置で雨漏りする原因3つ

太陽光パネル設置による雨漏りは、設置のときに工事が正しく行われていないか、そもそも太陽光パネルをつけられる状態ではない屋根に無理やり設置してしまい、屋根のダメージを悪化させてしまった場合に起こります。

以下に具体的な3つの事例を紹介しますので、ひとつずつ見ていきましょう。

原因① 取り付け工事の不備

太陽光パネルの取り付け時に起こる問題には、具体的に次のものがあります。

取り付け時に空ける穴がふさがれていない

現在、日本の一軒家でよく使われている屋根材は瓦屋根とスレート屋根です。この2つの素材の屋根に太陽光パネルを設置する場合、屋根自体にいくつか穴を空けて設置する必要があります。

屋根に穴を空けること自体は問題ではないのですが、空けた穴にはシーリングといわれる素材で、きちんと防水加工を行う必要があります。この穴がきちんとふさがっていない場合は、雨漏りの原因となります。

スレート屋根の穴をシーリング材で穴をふさぐ様子

設置で動かした屋根材をきちんと戻していない

太陽光パネルを設置するときには、まず屋根に貼られているタイルや金属板などを取り外したり、移動させたりする必要があります。はがしたタイルがきちんと戻されていないと、ガタつきが起こり隙間から雨水が入るようになります。また雑な工事が原因で、屋根のパネルや金属板などの屋根材を破損するケースもあります。

屋根材の張り直し

パネルやブラケットが正しく設置されていない

太陽光パネル自体が正しく取りつけられていないと、風や重みによって屋根への圧力が均等にかからなくなります。その結果、屋根材を破損させたり、防水層と呼ばれる浸水を防いでいるエリアを損傷してしまうこともあります。

また太陽光パネルを支えるブラケットという器具が正しく設置されていないと、雨水が侵入する隙間ができてしまうこともあります。

原因②取り付けできない屋根に無理に設置

屋根の種類によって、太陽光パネルの取り付けができない場合があります。

  • 屋根が小さすぎる
  • 複雑な構造の屋根
  • メーカーの推奨していない屋根(例:スレート屋根とバラ板の野地板の組み合わせ)
  • 屋根が劣化している

工事業者や販売店が事前の調査をきちんと行なわず、屋根の損傷を修理しないまま太陽光パネルを設置してしまった。強引な販売業者が太陽光パネルの設置に向いていないお宅に、無理に設置を勧めてしまった。

このような場合には、将来、雨漏りを起こす可能性が高くなります。

お客様

工事の専門担当ではなく、専門知識の少ない営業担当のみが現地確認をしている場合に、起こりやすいトラブルです。

原因③メーカーの規定に従わない手抜き工事

太陽光パネルの設置には、それぞれの太陽光パネルメーカーが推奨している規定の手順があります。しかしコスト削減や取り扱い経験の少ない工事業者では、その手順に従わずに工事をすすめ、結果として屋根にトラブルが発生する事例があります。

雑な工事をすると、雨漏りだけでなく、太陽光パネルの発熱で火災が起きたり、風でパネルが飛ばされる事故が発生するリスクもあります。

地球未来図

販売担当者が安すぎる見積もりをし、その安くなった分を工事業者に負担させ、工事費用を値切られた業者側は作業を簡略化してしまうトラブルが増えています。

お客様

なるほど!パネルの重みや設置そのものが問題で雨漏りがおきるわけではないんですね!

地球未来図

きちんと調査と工事をしていれば雨漏りの心配はないんですよ!

太陽光パネルの雨漏り対策

太陽光パネルの設置で雨漏りがおきるさまざまな原因を紹介しましたが、ここからは工事の不備を防ぐために設置前に具体的にするべきことを3つご紹介します。

対策①雨漏りのリスク調査をする

太陽光パネルの設置前には、現地調査といって販売店や契約業者の担当がお宅を訪問し、日照状況、屋根の形や状態、電気系統などさまざまな確認をおこないます。

雨漏りに関しては、築年数や屋根の材質、状態を確認し、将来的にどのぐらい雨漏りのリスクがあるのかを判断してもらいましょう。

対策②屋根を修理してから設置する

もともと屋根が劣化している状態で太陽光パネルを設置してしまうと、通常の劣化を早めることがあり、雨漏りのリスクが高くなります。

もともと太陽光パネルの設置とは関係なく、住宅の雨漏りのリスクはあります。雨漏りに関する調査会社の調べによると、築10年以内では約6%だった相談件数が、築11年目からは20%以上に跳ね上がっています。
参考:雨漏りに関する実態調査

また太陽光パネル設置後に、屋根の塗装や修理をすると、一度取り付けたソーラーパネルを取り外さなくてはいけません。

取り付け前に現地調査で屋根の状態をしっかりと確認して貰い、塗装の必要があるか確認しましょう。

地球未来図

新築の家の場合、太陽光パネルをつけると直射日光や直接雨が当たるのを防げるため、屋根の劣化を予防できるメリットもあるんですよ。

対策③パネルメーカーの「施工ID」を取得している業者を選ぶ

太陽光発電メーカーが認定した施工業者には、正規資格の証である「販売ID」と「施工ID」が発行されます。

また複数のメーカーの施工IDを保有している施工業者なら、それだけ太陽光パネル設置の経験が豊富といえます。
契約前に施工業者がメーカーの正規IDを持っている会社なのか、確認をしてから依頼をしましょう。

対策④屋根に穴をあけない取り付け方法を選ぶ

屋根の素材や形によっては、屋根に穴をあけない設置方法を選ぶことができ、雨漏りのリスクを下げることができます。

例えば、ガルバリウム鋼板という金属素材の屋根なら、穴を開けずにつかみ金具で設置するキャッチ工法をつかうことができます。他にもシンプルレイエ法、支持瓦工法などの工法があります。

一般的には工事費用が高くなりますが、それぞれのお宅によって事情が変わるため、細かな相談にのってもらえる販売店に相談をすることをおすすめします。

対策⑤定期点検・メンテナンスをおこなう

太陽光パネルを設置後は定期点検を行い、屋根にダメージが出ていないかを確認してください。

太陽光パネルの設置契約には初年度点検無料サービスや数年に一度の点検が含まれていることもあります。また有料になりますがパネルの洗浄とセットで雨漏りの点検をしてもらうこともできます。

太陽光パネルに雨漏り保証はある?

太陽光パネルの雨漏りには施工業者の保証とパネルメーカーの保証の2種類があります。

施工業者の保証

工事の不備が原因で雨漏りが発生している場合は、太陽光パネルの品質自体には問題がなかったということなので、施工業者に保証責任が発生します。これを契約の専門用語で瑕疵(かし)担保責任といい、基本的には、保証期間内は施工会社が無料で保証をします。

ただしメーカーの正規取り扱い資格がない施工業者や、施工保険に入っていない業者の場合は保証されず、修理費を自己負担することになりますので注意が必要です。

メーカー保証

太陽光パネルの不具合ではなく施工による雨漏りでも太陽光パネルメーカーが保証をしてくれるケースもあります。

国内メーカーの長州産業では、メーカーの厳選した『施工認定店』とメーカー指定の標準架台を設置をしたのにもかかわらず、雨漏りがおきた場合は、保証の範囲に入っています。
参考:長州産業サイト 

お客様

メーカー選びも重要なんですね!

雨漏りリスクがないソーラーカーポート

ソーラーカーポートとは、駐車スペースの屋根の上に太陽光パネルを設置したものです。

既に設置済みのカーポート(車庫)の上に太陽光パネルをのせることもありますし、新しくソーラーパネルを設置できるカーポートを建てることもできます。

そもそも屋根の上には太陽光パネルをのせないので、自宅への雨漏りリスクはゼロになります。

太陽光パネルの雨漏り修理費用

太陽光パネルの設置後に雨漏りをしてしまった場合に、修理費は最低でも数10万円から100万円近くかかる事もあります。

なぜなら修理をするためにパネルを一旦外す場合、パネルの取り外し、戻す作業、足場を組む費用などが、雨漏り自体の修理費、室内の損傷部分の修理に加えてかかってしまうからです。

先にも解説した通り、太陽光パネルをのせていない屋根でも、経年劣化による雨漏りはおこりますので、定期点検をおこない雨漏りをする前の早い段階で対応しておくことが重要です。

まとめ:太陽光パネルの雨漏りの心配はない

太陽光パネルの雨漏りの原因は、施工の不備によるものです。

施工時によるものが多いです。太陽光パネルの施工は非常に高い技術が求められるので、信頼できる優良な施工会社やサービス提供事業者を選ぶことが重要です。技術と保証という面において、善良な施工会社が工事をすれば、トラブルリスクを下げることができます。

また、設置後に、定期点検を行い不具合がないか確認してもらうことで、長期に渡り豊かなエコライフをおくることができます。

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