蓄電池を購入するのであれば、なるべく安く購入したいと感じる方は多いですよね。
しかし、補助金が受け取れても「蓄電池を購入するタイミングは今なのか?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回は、東京都の補助金情報に加え、蓄電池を購入するタイミングについて詳しく解説します。
この記事では、2025年度に東京都で受け取れる蓄電池に対する補助金情報を紹介しています。2025年4月以降に受け取れる補助金の情報は、毎年2月から3月ごろに発表される予定です。
新しい情報が発表され次第、記事内の情報をアップデートし、最新の情報を紹介しています。2025年度に蓄電池の導入をお考えの方は、ぜひ内容を確認してみてくださいね。
レオフォースでは、太陽光発電に加え蓄電池の販売も行っております。補助金の申請も代行可能です。蓄電池は、全てのお客様にメリットがあるわけではありません。「蓄電池を導入するべきか分からない・・」、「蓄電池をいつ買うのがベスト?」とお悩みの方は、ぜひレオフォースの無料相談をご利用ください。
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蓄電池を買うべき人とは?

東京都で蓄電池を買うべきなのは、太陽光発電を設置している家庭です。太陽光発電と蓄電池を併用することで、昼間に発電した電気を蓄電できます。蓄電した電気は、夜間に使用できるので、太陽光発電と蓄電池の併用で大幅な電気代の節約が可能です。
また、太陽光発電を導入していなくても、災害対策などで蓄電池を導入する家庭もあります。蓄電池を導入していれば、停電が起きたときにも蓄電した電気を使うことができ、安心して生活を送れるためです。
蓄電池を購入するときに、一番に気になるのは費用ですよね。蓄電池を導入するためには100万円以上の費用が必要です。決して安くはない費用が必要になるので、事前に蓄電池の導入が必要かを検討する必要があります。
さらに、蓄電池の導入には工事やメンテナンスが必要です。蓄電池は大型のものが多く、家電を購入するときのように、手軽に買い替えができるものではありません。
とくに、太陽光発電を導入していない家庭で蓄電池を購入する場合は、事前に電気料金などを使用してシミュレーションを行いましょう。信頼できる蓄電池の販売店で、シミュレーションを行うことで、本当に蓄電池が必要かを判断できます。
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令和7年度・2025年・東京都でもらえる蓄電池の補助金とは?

東京都では、東京都に加えて国や自治体から蓄電池に対する補助金を受け取ることが可能です。蓄電池の補助金は、国や都道府県、自治体がそれぞれ年度ごとに予算を設定します。
補助金事業によって、内容が公開される時期や申請開始時期が異なります。この記事では、現在2025年2月末時点で公開されている最新の情報を紹介しています。

蓄電池の補助金は併用可能なものがあります。補助金を併用できれば、さらに多くの補助金を受け取ることができ、蓄電池を安く購入できます。
ただし、東京都の場合は東京都が交付している補助金が高額です。東京都で蓄電池の補助金を利用する場合は、東京都から交付される補助金を軸にプランを立てるのがおすすめです。
①国の補助金
蓄電池に対する国からの補助金は、子育てエコホーム補助金、DR補助金、ZEH補助金の3種類です。
2024年度には、どの補助金事業も締め切りよりも早く予算に到達し、終了してしまいました。2025年度も、申請期限よりも早く予算に達してしまう可能性が高いです。国からの蓄電池の補助金を受け取りたい場合には、早めに検討するようにしましょう。
2025年度の補助金の詳細は、2025年2月末時点で発表されていないので、この記事では2024年度の補助金情報を紹介します。
子育てエコホーム補助金
補助金:一戸あたり64,000円
条件:国から認められた事業者から蓄電池を購入する
補助金対象の蓄電池を購入する
蓄電池設置後に補助金の申請をする
その他:リフォームによって加算あり(参照1)
DR補助金
補助金:1kWhあたり3.7万円
条件:国から認められた事業者から蓄電池を購入する
補助金対象の蓄電池を購入する
DRに対応可能な蓄電池であること
蓄電池本体と工事費用が目標価格以下であること
その他:蓄電池の性能によって加算あり(参照2)
ZEH補助金
補助金:上限20万円
条件:新築でZEH住宅を建て蓄電池を設置すること
その他:新築でZEH住宅を建てる必要がある(参照3)
参照1:エコ住宅設備の設置【リフォーム】|子育てエコホーム支援事業【公式】
参照2:令和5年度補正 家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業
参照3:戸建ZEH
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②都の補助金
東京都の蓄電池に対する補助金は、国や他の都道府県に比べて高額なことが特徴です。2024年度に東京都で受け取れた蓄電池への補助金は、以下の通りです。
2024年度は、太陽光発電や住宅の断熱などの補助金に約683億円の予算が用意されていました。(参照4)対して、2025年は約702億円の予算が用意される予定です。(参照5)



昨年よりも多めの補助金が予定されているのね?



東京都で蓄電池の補助金を受け取るためには、住宅に新しく蓄電池を設置する必要があります。また、助成対象機器でなければ補助金が受け取れないので注意しましょう。
太陽光発電システムが導入済みの場合
①蓄電容量が6.34kWh以上:1kWhあたり15万円(100kWh未満)
②蓄電容量が6.34kWh未満:1kWhあたり19万円(最大95万円)
③助成対象経費の3/4の額
①②③いずれかの一番小さい金額が適用
太陽光発電システムを導入していない場合
①蓄電容量が6.34kWh以上:1kWhあたり15万円(100kWh未満)
②蓄電容量が6.34kWh未満:1kWhあたり19万円(最大95万円)
③120万円
④助成対象経費の3/4の額
①②③④いずれかの一番小さい金額が適用
DRに参加する場合は10万円加算(参照4)
参照4:クール・ネット東京
参照5:断熱・太陽光住宅普及拡大事業補助申請期間等|東京都
③区や市の補助金
東京都では、自治体からも蓄電池に対する補助金が受け取れるケースがあります。一部の自治体以外は、蓄電池に対して補助金を出しているので、事前にお住まいの自治体の情報を確認しておきましょう。自治体によっては、東京都の補助金と併用できる場合があります。
東京都の自治体では、蓄電池の導入で1台あたり5万円から10万円程度の補助金が受け取れるケースが多いです。補助金の金額や条件は、自治体によって異なります。東京都だけではなく、自治体からも蓄電池の補助金を受け取りたい場合は、お住いの自治体がそれぞれ出している補助金を確認してみましょう。
関連記事:【東京在住者必見】補助金で太陽光パネル設置が200万以上安くなる方法
令和7年度・2025年の東京都の太陽光・蓄電池の補助金はいつから?


ほとんどの場合、補助金の金額や対象期間は1年ごとに決定されます。東京都でも、毎年度ごとに補助金の金額や期間が設定されます。
2025年度(令和7年度)の補助金は、基本的に2025年4月1日から2026年3月31日までが適用期間になります。ただし、年度末よりも早く予算に達してしまった場合などは、2026年3月31日よりも早く補助金が終了してしまうので注意しましょう。
東京都では、2025年3月末から2025年5月末までの2ヶ月間は事前受付が停止されます。この2ヶ月の間には、事前受付ができないので注意しましょう。ただし、事前受付の停止期間中に蓄電池の購入契約や蓄電池を設置した場合は、2025年5月末以降に事前受付を行うことが可能です。


図: 環境局・公益財団法人東京都環境公社の発表をもとに当社にて作成
- 補助金の発表:2025年5月中旬
- 事前申し込み開始:2025年5月末
- 事前申し込み締め切り:次年度3月末(前年度参考)
- 本申し込み開始:6月末頃
- 本申し込み終了:2026年3月31日(前年度参考)
- 設置工事をする期間:基本的に令和7年中
- 設置後の報告締切り:事前受付申込日から1年以内(前年度参考)
- 補助金の振込時期:交付決定通知書発送後1〜2ヶ月(前年度参考)
(参照6)(参照7)



事前受付が停止されている期間以外の場合は、契約前に事前受付をしなければ補助金を受け取ることができないので注意が必要です。



販売店で、どの時期の補助金ならば申し込めるのかを確認することが重要ね!
参照6:断熱・太陽光住宅普及拡大事業補助申請期間等|東京都
参照7:クール・ネット東京
東京都で蓄電池の補助金をもらうには?
東京都で蓄電池の補助金を受け取るためには、補助金を受け取るための条件を満たす必要があります。東京都の場合であれば、東京都内の住宅に蓄電池を設置したり、補助金対象の蓄電池を導入したりなどの条件を満たさなければいけません。
例えば、東京都に住んでいる人が、東京都外にある別荘などに蓄電池を導入するケースなどでは、東京都からの補助金を受け取ることができません。
また、東京都の蓄電池に対する補助金は、契約前に事前受付をする必要があります。事前受付をしたあと、販売店と契約をし、補助金の審査を受けるという流れです。事前受付をしていない場合は、補助金を受け取れなくなる可能性があるので注意しましょう。
- 東京都内にある住宅に蓄電池を新しく設置する
- 助成対象機器を設置する
- SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)に登録されている蓄電池を設置する
- 東京都や公社の蓄電池の補助金を重複して利用していないこと
東京都でもらえる補助金の金額は?


東京都では、補助金が120万円以下であれば、太陽光発電の有無に限らず同じ補助金を受け取ることが可能です。蓄電容量の大きい蓄電池を導入する場合は、太陽光発電の有無によって受け取れる補助金が変わるので、事前にチェックしておきましょう。
記事内で紹介した2024年度の情報を参考に、蓄電容量ごとに受け取れる補助金を下記の表に記載しています。東京都から蓄電池の補助金を受け取る予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、太陽光発電の有無に関係なく、蓄電池本体と工事費用を合わせた金額の4分の3以上の補助金は受け取れません。補助金が助成対象経費の4分の3を超えてしまう場合は、減額されてしまうので注意しましょう。
太陽光発電あり | 太陽光発電なし | |
蓄電容量4kWh | 76万円 | 76万円 |
蓄電容量6kWh | 95万円 | 95万円 |
蓄電容量10kWh | 150万円 | 120万円 |
参照4:クール・ネット東京
関連記事:蓄電池で災害時も安心!停電前に知っておきたい蓄電池の知識
東京都でマンションに蓄電池を設置したい場合は?
東京都では、マンションに住んでいる人も多いですよね。東京都では、マンションに蓄電池を設置した場合も補助金を受け取ることが可能です。マンションの場合、マンションのオーナーなどが環境への配慮として蓄電池を設置するケースもあります。
ただし、マンションに蓄電池を設置する場合は、騒音などの問題がある可能性に注意が必要です。マンションによっては、新たに設備を設置することを禁止している場合もあるので、あらかじめマンションのオーナーや管理会社などに許可をとりましょう。
また、マンションであればすでに太陽光発電や蓄電池が導入されているケースも多いです。これからマンションを購入したり、マンションの部屋を借りる場合は、太陽光発電や蓄電池が設置されていないかをチェックしてみましょう。



マンションで蓄電池を導入した場合も、一戸建てと同様に電気代の節約や、停電対策などのメリットがあります。屋内に設置できる蓄電池も販売されているので、用途やニーズに合わせて、最適な蓄電池を選んでみてくださいね。
関連記事:蓄電池の後付けが急増|購入前に知っておくだけで損しない方法
蓄電池の補助金を使うメリットは?


蓄電池の補助金は、蓄電池を安く購入できる点が最大のメリットです。これから蓄電池の導入を考えている方はもちろん、蓄電池の価格が高くて導入を諦めていた方にとってもチャンスだと言えるでしょう。とくに、補助金が高額な東京都では他の都道府県よりも蓄電池が導入しやすくなっています。
蓄電池の補助金は、これから毎年必ず受け取れるわけではありません。そもそも、蓄電池の補助金は脱炭素を目指すために必要なものとして開始されました。蓄電池を普及させるために補助金事業が行われているので、当然蓄電池が十分に普及したら補助金はなくなります。
少し前まで、多くの都道府県や自治体で太陽光発電に対する補助金事業が、行われていたことをご存知でしょうか。多くの都道府県や自治体で行われていた太陽光発電への補助金事業ですが、太陽光発電が普及した現在では、ほとんどの都道府県で太陽光発電への補助金事業がなくなっています。
このように、蓄電池の補助金も蓄電池が普及したらなくなってしまう可能性が高いです。蓄電池が普及し始めれば、将来的には補助金の金額が少なくなってしまう可能性も十分あります。とくに補助金が高額な東京都では、高額な補助金を受け取れる今がチャンスだと言えるでしょう。
関連記事:再エネ賦課金を払いたくない人必見!太陽光パネルで自家発電がお得!
蓄電池の補助金を使うデメリットは?
東京都で蓄電池の補助金を利用するデメリットを上げるとしたら、手続きが複雑で手間がかかるという点でしょう。東京都で補助金を申請するためには、蓄電池を購入する契約をする前に事前受付をしなければいけません。
事前受付をしたあとは、蓄電池購入の契約をし、蓄電池を設置してから補助金の本申請を行います。事前受付や補助金の申請を行うときは、必要書類を用意したり、実際に手続きをしたりなどの手間がかかります。



蓄電池の補助金の申請に手間がかかると言っても、ほとんどの場合は蓄電池の販売会社が申請を行ってくれます。蓄電池を購入する場合は、補助金の申請を信頼して任せることができる販売会社を選びましょう。レオフォースでも、蓄電池の補助金申請をお任せいただけます。
蓄電池は環境にやさしい電気の使い方ができる設備です。しかし、蓄電池はどの家庭にも必ず必要なわけではありません。電気の利用が少ない家庭や、太陽光発電を導入していない家庭では、蓄電池の導入でメリットが得られない可能性もあります。



蓄電池の導入には、100万円以上の費用が必要です。補助金があるからといって、無料で蓄電池を設置できるわけではありませんので、
『メリットが小さいことが、デメリット』と考えることもできると思います。
手続きの手間もかかるので、蓄電池の設置でメリットが大きいかを事前にシミュレーションしてから補助金の利用を検討しましょうね。
関連記事:太陽光発電の見積もり|本当にあったヤバい事例を3つ公開・対処法も
まとめ:2025年・令和7年度の東京都の太陽光発電・蓄電池補助金は販売店に相談をしよう
東京都では、2025年度も蓄電池の導入で高額な補助金を受け取れます。とくに、太陽光発電を導入済みの家庭や、FIT制度の終了を迎える家庭では、2025年度が大きなチャンスだと言えるでしょう。
レオフォースでは、蓄電池を購入してメリットがあるのかを事前に無料でシミュレーション可能です。蓄電池の購入でメリットがない場合は、蓄電池の設置をお断りさせていただくケースもございます。
補助金の申請は、とても複雑で手間がかかります。蓄電池の補助金を申請するときに書類に不備があれば、審査に遅れがでて、補助金がもらえるのも遅くなってしまいます。
そうならないためにも、多くの申請経験のある販売店に申請を任せるのが大切です。レオフォースでは、専属の行政書士がすべて無料でお客様の補助金申請を担当するので、安心して補助金の申請をお任せいただけます。
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