【取材】ソーラーパネルのおすすめNO1・DMM energyに聞いた後悔しないパネルの選び方

「太陽光パネルでおすすめのメーカーは?」
「太陽光パネルを選ぶ際に、どこに注目すればよいの?」

太陽光パネルの設置を検討する際に、どのような基準で太陽光パネルのメーカーを選ぶか悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

今回はレオフォース(地球未来図)がコンパクトで高性能な太陽光パネルを扱っているDMM energyに太陽光パネルの選び方を取材してきました。

パネルの選び方やDMM energyの太陽光パネルの特徴、パネル設置時から設置後までのよくある悩みについてお伺いしました。

「パネル選びの相談から、設置工事、補助金の悩みまで、相談にのってくれる会社はないかしら…」

そんな方はぜひレオフォースにぜひご相談ください。1000件以上の取り扱い実績で、お客様一件、一件にとってメリットのあるプランニングをいたします。

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目次

DMMってどんな会社?

DMM.comは1998年の創業以来、多岐にわたる事業を展開し、現在は60以上のサービスを運営しています。

動画配信や電子書籍、アニメなどの多様なエンタメサービスに加え、3DプリントやEV充電などのハードウェア分野、AIといった最先端のテクノロジーを取り入れた事業など、様々な事業を手掛けており、2023年度にはグループ総売上3,637億円を突破しています。(参照1)

DMM.comの太陽光発電に関する事業がスタートしたのは2012年です。家庭用のサービスは、初期費用8万円で太陽光パネルを設置できる「DMMソーラー」と呼ばれるサービスを提供したところから始まっています。

現在は、「DMM energy」の事業名で家庭用太陽光発電システムを扱う「DMM.make solar」や住宅用蓄電池を扱う「DMM.make smart」、ソーラーカーポート「puerta」などのサービスを展開しています。

今回は、DMM energyを担当しているDMM.com エネルギー事業部の八代さんと山田さんに太陽光パネル選びのポイントをお伺いしました。

参照1:DMM Group

太陽光パネル選びのポイントを教えてください

現在は国内外のさまざまなメーカーが太陽光パネルを販売しています。メーカーによって太陽光パネルのサイズや性能は異なることを踏まえて、太陽光パネルを選ぶときのポイントをプロ目線で教えてもらいました。

太陽光パネルにはどんな種類がある?

ーー住宅用の太陽光パネルには大きさや出力などで、どのような種類がありますか?

メーカーによってサイズや出力は変わってきます。住宅用ですと1枚で出力200W前後のパネルから大きいサイズだと400Wのパネルまであります。このパネルを複数枚並べて設置して、数kWの発電量を確保しています。

パネルが大きければ出力も高くなりますが、屋根の面積によっては十分な枚数を載せられない可能性がありますね。

ーーDMM energyではどのような太陽光パネルを扱っていますか?

DMM energyでは1枚280Wの太陽光パネルを取り扱っています。実は、2023年の夏頃までは1枚375Wの太陽光パネルを扱っていました。当時は375Wの太陽光パネルだと、屋根に入らないことがありまして、とくに、東京都では屋根に乗せられない住宅が多くて悩んでいましたね。

そこで、現在一回り小さい280Wの太陽光パネルをご用意しています。

従来の太陽光パネル新しい太陽光パネル(DMM70-5MA-280N)
発電量375W280W
大きさ横1692mm×縦1029mm横1336mm×縦954mm

パネルの単片の長さ(縦)が1m以下のため、施行する際に運びやすく、安全に設置ができるとのお声もいただいています。

なぜメーカーによってパネルの性能が大きく違うのか?

ーーメーカーによってパネルの性能が変わるのはなぜですか?

コストパフォーマンスや強度、発電量など、メーカーがどこを重視するのかによって性能が変わってきます。

たとえば、発電量を安定させたい場合は太陽光パネルの素材にN型セルを使います。太陽光パネルを構成している最小単位をセル(約10cm四方)と呼び、半導体にホウ素を添加しているのがP型セル、リンを添加しているのがN型セルです。

N型はP型よりも発電効率が優れています。また、セルを半分のサイズにカットしたハーフカットセル設計にすることで発電効率をさらに向上させられます。

一件同じように見えても、太陽光パネルの性能は多岐に渡ります。

ーーDMM energyの太陽光パネルにはどのような特徴がありますか?

DMM energyの太陽光パネルはN型セルを採用しており、ハーフカットセル設計です。そのため、発電量を長期的に安定させることができ、経年劣化率も低くなっています。

太陽光パネルの出力保証は一般的には25年ですが、DMM energyの太陽光パネルは出力保証を30年にしています

ーー30年後には太陽光パネルの発電率は何%まで保証されていますか?

30年後の出力保証は87.4%です。そのため、安心して使い続けられるようになっています。また、太陽光パネルの変換効率(パネルにあたった太陽の光エネルギーをどれだけ電気に変換できるかの割合)は21.97%と、他のメーカーと比較してかなりよい数値となっています。

今後30年間使っていくことを考えると、変換効率の高さもメリットだといえますね。

【太陽光パネルの性能比較表】

DMM energy長州産業シャープ
型名DMM70-5MA-280NCS-348G81NQ-230BP
出力280W348W230W
変換効率21.97%20.4%20.2%
出力保証30年25年20年
その他特徴・10年間の自然災害補償
・15年間のシステム保証
・重塩害地域でもシステム保証の対象
・10年間の施行保証(雨漏り保証含む)
・15年間の構成機器保証
・20年間のモジュール機器保証
・15年間のシステム構成機器保証

パネルを選ぶときの選択基準は?

ーーパネルを選ぶ際の選択基準はありますか?

まずは屋根に載せられる大きさかどうかが重要です。。合計何kWの太陽光パネルが設置できるかは、土地や屋根の大きさによって変わってきます。

都市部などの面積が狭いところではパネル1枚のサイズが小さいものを選ぶと屋根に設置しやすいです。一方で、地方では面積が広くなる傾向があるので、大きめの太陽光パネルを設置するケースもあります。どのくらいの容量を載せられるかが、太陽光パネルの大きさを選ぶ際の選択基準の一つですね。

ーーパネルの大きさ以外では、どこに注目するとよいでしょうか?

容量の他に、料金や保証内容も選択基準になります。たとえば、他メーカーの太陽光パネルを設置する際に、塩害があるため結果的に設置ができなかったというお客様がいらっしゃいました。

塩害に関するオプションがないパネルだと、地域によっては設置が難しい場合があります。このような事例もあるため、保証内容が充実しているかに注目するのも重要ですね。

DMM energyの太陽光パネルは沿岸から50m以上離れていれば、重塩害地域でもシステム保証の対象になります。海に近い住宅でも安心して太陽光パネルを設置できる保証内容になっています。

太陽光パネルに必要な保証は?

ーー塩害以外で太陽光パネルに必要な保証はありますか?

雷や豪雨による洪水などで太陽光パネルが壊れてしまう場合があるため、自然災害補償が付いていると安心ですね。

ーー実際に自然災害でパネルが破損してしまった事例はありますか?

雷でパワーコンディショナーや太陽光パネルが故障してしまう事例はあります。また、水没して壊れてしまったり、雹(ひょう)によって太陽光パネルが割れてしまったりする場合もあります。過去には、保証がない蓄電池を購入して3ヶ月ほどで洪水にあい、壊れてしまった例もあります。

ーー保証がない状態で壊れるとどうなりますか?

基本的に交換はできないため、ローンを組んで購入していた場合はローンだけが残ってしまいます。その対策として、自然災害補償があります。

自然災害補償が付いていないメーカーや有償のメーカーもありますが、DMMでは無償で10年間の自然災害補償を付けているため、安心して設置していただけますね。

関連記事:太陽光パネルの保証期間は?買う前に知りたいメーカーごとの違い

日本製と海外製の違いは?

ーー現在は中国の太陽光パネルが世界シェアNo1となっていますが、日本製と海外製に違いはありますか?

太陽光パネルを作る際の原材料は中国のものを使っているメーカーも多く、基本的にはどの国で作ってるかの違いかと思います。その中で、中国の太陽光パネルは安くて、ものがよいため世界的にシェアを伸ばしていると考えられますね。

ーー海外製だと保証などのアフターサービスを心配されるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?

アフターサービスを懸念される場合は、海外製でも国内の保証サービスを提供しているメーカーであれば安心できます。

たしかに、パネル設置後のアフターサービスを、日本のメーカーに対応してもらえれば安心ですね。

DMM energyは三井住友海上の自然災害補償を10年間付けており、アフターサービスは日本のメーカーが対応しています。また、故障や不具合が起きたときの問い合わせ先としてコールセンターをご用意しています。

コールセンターは、テストや研修を受け、実際の現場も見てきている職員が対応しているため、スピード感のある丁寧な対応をさせていただきます。

関連記事:太陽光パネルは雨漏りの原因?不安を解消する5つの対策|保証も紹介

太陽光パネルの設置時・設置後の悩み

太陽光パネル選びだけでなく、パネル設置時や設置後にも悩みを抱えている方がいらっしゃいます。設置時の手続きや設置後のメンテナンスの注意点についても教えていただきました。

設置の手続きが複雑だけど対処法はある?

ーー太陽光パネルを設置する際の手続きが複雑で大変だというお客様の意見をいただくことがあります。少しでも楽になるような方法はあるのでしょうか?

電力会社と経済産業省への手続きはどうしても必須なため、多少の手間がかかってしまうのは仕方ないです。ただ、施工会社に代行してもらえるケースも多く、その場合はお客様の手をほとんど煩わせることはありません。

また、JET認証(一般社団法人電気安全環境研究所が実施している安全性を評価する認証)を受けているかで手続きが変わってきますね。JET認証を受けていない製品だと、電力会社への手続きが複雑になってしまいます。ご自身で申請される場合は、認証を取得している製品を選ぶと、申請が少し楽になりますよ。

本当に20年使えるの?

ーー太陽光パネルは長く使っていくものですが、実際に10年、20年と大きな故障なく使えますか?

太陽光パネルは家電製品のようにすぐに壊れるものではありません。何十年も前に設置された太陽光パネルの中には、今も稼働しているものもあります。

昔の太陽光パネルでも何十年も使えていることに加え、技術も進歩して太陽光パネルの性能がさらによくなっています。このような理由から、長く使えると判断してメーカーで30年の出力保証をつけているところです。

製造元で劣化試験をしたうえで長期保証をしていることもあり、太陽光パネルは20~30年問題なく使えるといえますね。

関連記事:【必見】太陽光発電のトラブルを避けたい人が購入前に知っておくべきこと

太陽光パネル設置後のメンテナンスは必要?

ーー太陽光パネル設置後には定期的なメンテナンスが推奨されていますが、実際に必要なのでしょうか?

太陽光パネルに鳥のフンが落ちて発電量が低下してしまう事例などがあり、定期的なメンテナンスはやるべきかと思います。

ーーお客様自身で屋根に付いているパネルの状態を目で見ることは難しいと思いますが、メンテナンスが必要なタイミングを判断する方法はありますか?

たとえば、DMM energyの場合はスマホの専用アプリで太陽光パネルの発電量が確認できます。発電量がいつもより大きく減っていれば、太陽光パネルに不具合や汚れがあるのではないかと判断できますね。

家庭の電気利用を見直せるだけでなく、太陽光パネルにメンテナンスが必要か気づけるのもアプリのメリットです。

アプリで太陽光パネルのモニタリングができるメーカーを選ぶと、メンテナンス面でも便利になりそうですね。

関連記事:【東京在住者必見】補助金で太陽光パネル設置が200万以上安くなる方法

まとめ:DMM energyの太陽光パネルは30年の出力保証

今回の取材では、DMM energyのエキスパートに太陽光パネルの選び方から設置後の悩みまで、役立つ情報をお聞きできました。

太陽光パネルは屋根に載せる容量に合わせてサイズを選ぶとよいでしょう。また、20年以上使い続けるため、出力保証や自然災害補償などの保証やサポートが充実しているメーカーを選ぶと安心です。

DMM energyの太陽光パネルは変換効率が高く、30年間出力が保証されています。またDMM energyではお客様のご意見を参考に、よりよい太陽光パネルを開発し続けていると語ってくださいました。

太陽光パネルの設置を検討している方は、高性能で保証やサポートも手厚いDMM energyの太陽光パネルを選んでみてはいかがでしょうか?

また太陽光システムのご相談ならレオフォースにお任せください。

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